チャンピオンズカップ 予想

先週のジャパンカップはイクイノックスの優勝。

少量の降雨もあって思ったほど時計の出る馬場ではなくなっていたように感じた府中の馬場。ですが、「イクイノックスがシンプルに前の2頭を目標にして追い出しのタイミングを図るレース」という見立てはおおよそ当たっていました。

”おおよそ”というのは、2番手タイトルホルダーが思ったほどペースを上げられていなかった件の差分。年齢からくる衰えとは考えたくないですがどうもリズムが悪いようで、次走以降は狙いづらい馬になってしまいました。

それはともかく、パンサラッサが1000m57秒6で飛ばしに飛ばした後方を3番手でじっくり脚を溜めたイクイノックスが、4角馬ナリで前に詰め、残り200mで先頭に立つと楽に突き抜けて完勝。騎手に派手なアクションもなく、リバティアイランド以下を子供扱いにしてしまった勝ちっぷりで、流石世界1位の走りだなと。

勝ち時計2分21秒8。2分20秒台にこそなりませんでしたが、目いっぱいに追われる場面もなしにこの時計がでるのですから凄い馬です。

イクイノックスはこれで引退。獲れるタイトルを獲ってキャリアを全うした印象です。

日本競馬の次代の看板は0秒7差2着のリバティアイランドか、それとも他の新星か。

ちなみに馬券はハズレ。

 

 

さて今週はチャンピオンズカップ

中京のダートは乾いたパサパサの状態。土曜日のレースでは力が要るような様子が窺え、上がりの時計もかかっていました。日曜日は雲が出る時間帯もありそうですが、降雨までは至らなそう。馬力と持久力が問われるレースになりそうです。

ウシュバテソーロ、キングズソード、デルマソトガケ、それに大井のミックファイアが出てくればそれは豪華なダート王者決定戦になったところですが、それにしてもなかなか粒が揃ったメンバーになりました。最内枠のメイクアリープが逃げると見ていますが、先行力がある馬も多いので、場合によっては出入りの激しい展開になるかも。

 

注目はハギノアレグリアス。

ずっと期待して注目してきた馬がようやく中央G1へ出てきました。屈腱炎での長期休養もあり出世が遅れましたが、6月の帝王賞に続いて2度目のG1挑戦。

その帝王賞では大接戦の前の3頭から0秒8差の4着。早仕掛けが嵌まらなかった形ですが、相手の強さも目立ちました。今回はその1~3着馬も揃っていますし、フェブラリーステークス勝ち馬レモンポップはじめ強敵揃い。とても楽観視できるような相手ではありませんね。

それでも今回は本命。3年前の白川郷ステークスの勝ちっぷりからG1戴冠を予感した馬がようやくチャンスを迎えたのですから、ここで狙わずして・・・といった意地。馬力・持久力は天性のものがありますし、負荷の強い稽古もこなせるようになってきた体質面も期待できる。ローテーションも無理がなく、アイコンテーラー相手に3.5キロの斤量差を与えてねじ伏せることができた今ならば。。。

展開の利は欲しいところですが、得意の左回り中距離戦で戴冠を期待。

 

◎ ハギノアレグリア

 

馬券はハギノアレグリアスの単複を考えています。

さてどうなりますか。