阪神ジュベナイルフィリーズ 予想

先週のチャンピオンズカップはレモンポップの優勝。

先行力のある馬が揃い、テンのポジション争いが激しくなることを予想していたのですが、フタを開けてみれば大外枠からレモンポップの坂井瑠星騎手がハナを主張して、1コーナー入り口で早くも単騎先頭。1~2コーナーのカーブを利用して徐々にペースを落とし、向こう正面では充分に息を入れて1000m通過60秒9という絶妙な逃げ。前半で勝負を決めてしまいました。

直線上り坂のあるコース形態に加え、パサパサに乾いたダートで後続の追い上げは難しく、危なげなくレモンポップの逃げ切り完勝。

勝ち時計1分50秒6。

今回はもう馬も強かったですし、鞍上も好判断、作戦が見事に嵌まってひとり舞台といった感じのレースでしたね。レモンポップについてはマイルまでしか距離経験がなかった点を不安視する声もありましたが、むしろ1800m戦の方が強いぐらいの印象を受けました。

狙っていたハギノアレグリアスは0秒8差6着。今回はちょっと勝ち負けまでいけるような展開にはなりませんでしたね。道中もう少し前のポジションで、4コーナーもう少し内目を回れていれば、もう少し上の着順になれたかもしれませんが、勝ち馬には完敗でした。

馬券はハズレ。

 

 

さて今週は阪神ジュベナイルフィリーズ

阪神の芝は先週に引き続きAコースを使用。良馬場で全体時計はまずまず速いのですが、オーバーシードされた洋芝の影響が強く、速い上がりが使えないようなコンディション。インの前目につけた馬の粘りこみを警戒。

ボンドガール、チェルヴィニアが不在で核になる存在がいない今回のメンバー。人気もかなり割れ気味で、コラソンビート、サフィラ、アスコリピチェーノが5倍台で単勝1番人気を争うような売れ方です。これといった逃げ馬もおらず、展開・隊列も予想しづらい。

2勝以上挙げた馬が13頭と、2歳戦にしてはそれなりに経験を積んでいる馬が揃っているので、道中ラップもそれなりに速くなるのではと予想。戦績に血統背景も含め、巡航速度に良さがありそうな馬、阪神の直線坂で浮上しそうな馬を狙ってみたい。

 

注目はステレンボッシュ

スローペースで先行して上がり勝負を制し2勝を挙げていますが、ペースが上がっての消耗戦にも強そうな血統背景。将来的には中距離戦が主戦場になり、マイル戦の高速上がり勝負だと割引が必要かなと見ていますが、2歳冬の現在、洋芝要素の強い芝コンディションでのマイル戦ならばちょうどよい舞台設定なのでは。

6番枠と好枠を引き、鞍上はテン乗りですがルメール騎手ですから、スタートからそうそう悪いポジションにはつけないでしょう。

稽古の動きには正直あまりピンと来ていませんが、国枝厩舎お得意の栗東留学からの好走に期待。

 

◎ ステレンボッシュ

〇 カルチャーデイ

▲ ドナベティ

△ ニュージェネラル

 

ニュージェネラルは不良馬場の新馬戦、なかなか厳しいペースを先行して押し切り勝ち。馬力には見るべきものがありましたし、トップスピード持久力もかなりありそう。先々はダートが主戦場になるかもしれませんが、面白い存在です。

馬券は4頭の馬連・ワイドボックスを考えています。

さてどうなりますか。